ヘッダーメッセージ

女子学院中学の併願校を決める方法

「女子学院中学校を第一志望に決めた。でも、併願校どうしよう?」
大手塾でも併願校まで細かく相談にのってもらえるわけではありません。だからといって、ゼロから調べることは難しいですよね。

実は、併願校にはパターンがあります。今回は、女子学院中学校を第一志望校とする受験生の併願パターンについてお話します。
[toc]

受験生のお母さん
併願先生、よろしくお願い致します!
さっそくなんですが、うちの息子は女子学院を目指しております。
そのため、女子学院第一志望の場合の併願パターンを教えていただきたいです。
併願先生
ちなみにお母様は1月の併願校は考えられていますか?
受験生のお母さん
いえ、まだです。。。ただ女子学院本番までに1校でも合格しておきたいです、それが息子にも良い意味で安心を与えて第一志望に向けてがんばれると思うので。。。
併願先生
その通りです。本番前で1校でも合格取っているかでお子さんにかかるプレッシャーはだいぶ変わります。そうしましたら、女子中の1月校であれば、こちらをご参照してください。
受験生のお母さん
ありがとうございます。とてもわかりやすいです。こちらから1月校は決めていこうと思います。
併願先生
では、さっそく2月の女子学院を第一志望とした併願パターンを見ていきましょう!

<「女子学院中」入試情報>
◯募集人数:240名
◯試験実施日:2月1日
◯合格発表:2月2日(木) 午前11時予定 校内に掲示
◯入学手続:2月2日(木) 午後1時〜午後3時
2月3日(金) 午前10時〜午後3時
女子学院中学校HP女子学院中学校 入学試験について

併願先生
女子学院の試験日は2月1日のため、その日は女子学院という前提で話していきます。では2月2日から見ていきましょう。
受験生のお母さん
はい。よろしくお願い致します。

・2月2日の併願校はキリスト系の学校を選ぶかそうでないかが決め手

併願先生
2月2日で併願先として多い学校は、豊島岡女子学園、渋幕などがあります。しかし、女子学院はキリストのプロテスタント系の学校であるため、渋幕じゃ共学で宗教も属しておらず、千葉に立地しているため、そこまで併願は多くありません。
受験生のお母さん
たしかに距離が遠すぎると通学の面で難しいですね。

 

併願先生
はい。そういう意味で考えると豊島岡がベストではないでしょうか。
受験生のお母さん
なるほど。豊島岡も人気校ですよね?
併願先生
はい。最近ではかなり人気ですね。女子御三家に引けをとりません。また試験日が全部で3回あり、2月2、3、4日にあります。そのため、受かりやすいと考える方もいますが決してそんなことはありません。
受験生のお母さん
なるほど、桜蔭などの併願先でも多いということを聞いたことがあります。

・豊島岡女子学園は激戦。不安であれば午後受験も戦略のひとつ。

併願先生
はい。まったくその通りです。それに加え、豊島岡を第一志望にしている熱望組も数多くいるので激戦校ではありますね。そのためまた2日の午後に普連土を受けるという選択もあります。普連土はキリスト教のプロテスタントに属していますから。ただそうなると一日2回試験があり、お子様の集中力がもつかが問題になります。BE
受験生のお母さん
なるほど、午後受験は考えていませんでした。そのあたりは子どもと相談して決めます。
併願先生
そうしてください。またプロテスタントという観点からみると青山学院中等部も良いと思います。ただ共学であることに注意です。
受験生のお母さん
そうですね、その中から検討してみることにします。
併願先生
では、そろそろ3日校についてお話していきたいと思います。

受験生のお母さん
はい。よろしくお願い致します。

・2月3日は国立中学校も選択肢として考えてみよう。/h3>

併願先生
3日校では、2日と同様に豊島岡が選択肢のひとつとしてあります。他には、国立の筑附や東京学芸大学附属世田谷中学校などを併願する方もいます。
国立は授業料などの費用の面からもおすすめです。
受験生のお母さん
授業料が安いのは大きな点ですね。

・女子中の中で難関校である慶應義塾中等部は女子の募集人数に注意

併願先生
また、2月3日は慶應義塾中等部を併願なさる方もいます。しかし、この学校もなかなかの狭き門です。

<慶應義塾中等部の男女募集人数>
共学なのですが男子:約140名で女子:約50名と募集要項に記されています。
ここからかなりの倍率であることがわかります。
そのため、併願校として適切かどうかを判断する必要はあります。

受験生のお母さん
男子と女子の比率がこんなにも違うのですね。ただ、慶應義塾中等部もブランドはありますよね。
併願先生
他にも東洋英和女学院中学部などがキリスト教の学校なのでおすすめですね。
あとは鴎友も清書に基づいた教育なのでプロテスタント系の女子校でおすすめです。
受験生のお母さん
なるほど。そのあたりの学校もよいですね。ありがとうございます。
併願先生
はい。では次に4日の併願を見ていきます。
豊島岡はここでもよく併願される方が多いです。
他には、品川女子学院などを併願なさる方もいます。
受験生のお母さん
なるほど。豊島岡が品川女子学院ですね。メモしておきます。
5日はどうでしょうか?
併願先生
5日は、慶應義塾中等部の試験があるので、そこを受験なさる方が多いです。中には、頌栄女子学院を受験なさる方も多々います。この学校はキリスト教に属しています。
また神奈川県寄りの方は洗足学園などを併願なさる方もいます。
受験生のお母さん
なるほど、だいたい絞れました。。。

・併願校は立地、校風、宗教、ブランドがさまざま。

併願先生
よかったです。女子中学校を志望なさる理由は偏差値ももちろんあると思いますが、それだけでなくブランドであったり、宗教であったり、立地であったりいろいろご家庭の方針があると思うのでそこはご検討してください。
受験生のお母さん
そうなんですよね。単純な話ではなくて。。。
併願先生
最後は家庭で話し合って決めるのがベストですね。では、最後に2月の併願先をまとめておきます。

<女子学院の併願パターン(2月)>
2/1 女子学院
2/2 豊島岡・渋々・青山学院・普連土(午後)
2/3 豊島岡・慶應義塾中等部・筑附・学芸大世田谷・鴎友学園・東洋英和
2/4 豊島岡・品川女子
2/5 慶應義塾中等部・頌栄女子学院・洗足学園

受験生のお母さん
ありがとうございます。本当に助かりました。また何かあればご相談させていただきます。
お忙しい中、わざわざありがとうございました。
併願先生
いえ、こちらこそありがとうございました。
お子さんの受験がうまくいくことを願っております。

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事一覧

コメント

この記事へのコメントはありません。